相鉄グループは,2021(令和3)年度に鉄道事業とバス事業において,総額165億円(鉄道事業157億円・バス事業8億円)の設備投資を実施すると発表した.
鉄道事業では,2022(令和4)年度下期に開業を予定している相鉄・東急直通線に向けて,新形車両21000系4編成(32両)を導入する.
全駅へのホームドア設置(2022年度末完了予定)に向け,2021(令和3)年度は西谷,希望ケ丘,鶴ケ峰,かしわ台,瀬谷,相模大塚,さがみ野の7駅に設置する.
2018(平成30)年11月に上下線(約1.8km)の高架化が完成した相模鉄道本線の星川—天王町間については,引き続き星川・天王町の駅舎改良や車両留置線の整備を進める.また野村不動産の協力を得て,5月29日(土)からは天王町駅の新改札口「YBP口(横浜ビジネスパーク口)」の使用を開始する.
海老名駅については,鉄道駅総合改善事業(形成計画事業)として,駅舎の建替を計画しており,北口と南口2階への改札口の増設,ホームドアの新設,生活支援施設を整備する.2021(令和3)年度は,新駅舎の基礎杭構築,北口改札新設に向けた準備工事などを行なう.
このほか,線路の改良や各種保安設備の更新により,さらなる安全性の向上を図る.また,乗客のサービス向上を図るため,既存駅舎などのリニューアルを引き続き実施する.
写真・画像はいずれも相模鉄道のニュースリリースから