京王電鉄は,日本初となるリクライニング機能付きロング/クロスシート転換座席を搭載した5000系(10両1本)を,2022(令和4)年下期に導入すると発表した.
今回導入する5000系新造車両では,座席にリクライニング機能を搭載し,座席指定列車やイベント列車などのクロスシート時にリクライニング機能を使用できる.なお,車両は総合車両製作所,座席はコイト電工がそれぞれ製造を担当する.
5000系は,2017(平成29)年9月に通常列車,2018(平成30)年2月からは有料の座席指定列車「京王ライナー」として運転を開始し,無料公衆無線LANや空気清浄機,電源コンセント,車上蓄電池システムを備えるほか,全車両に車いすスペース・ベビーカースペースが設置されている.さらに2019年度からは,クロスシート時に利用可能なドリンクホルダーが順次設置されている.
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