JR九州では,日豊本線佐伯駅で2020(令和2)年9月から工事が進められていたバリアフリー化が完成し,2021(令和3)年3月19日(金)から使用が開始されました.使用開始初日は記念式典も実施されています.
このバリアフリー化工事は市民からの要望を受けたJR九州が実施したもので,こ線橋へのエレベータ設置に加え,駅ホームのかさ上げや多目的トイレの設置などが行なわれました.今回のバリアフリー化工事にともないホームの端部が閉鎖されたほか,こ線橋に設置されていた,海の魚をイメージしたアート作品が撤去されています.
今回のバリアフリー化工事の完全により,大分—佐伯間でのエレベータ設置駅は大分・鶴崎についで3駅目となり,バリアフリー化についてはエレベータ以外の方法で行なわれている高城と津久見を含めると5駅目となります.
写真:佐伯にて 2021-3-21
投稿:麻生 航太郎