川崎重工,ダッカ6号線向け都市高速鉄道車両を出荷

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2021年3月7日掲載
川崎重工,ダッカ6号線向け都市高速鉄道車両を出荷

川崎重工は,バングラデシュのダッカ都市交通会社(Dhaka Mass Transit Company Limited,以下DMTCL)向け都市高速鉄道(以下MRT)6号線向けの車両を神戸港から出荷したと発表した.

 車両は,川崎重工と三菱商事が2017(平成29)年8月に共同で受注した24編成(144両)のうちの1編成(6両).軽量・高耐久性を特長とするステンレス製車両で,室内用CCTVカメラに加え,ワンマン運転時に乗降客やプラットフォームの状況を確認するための車外用CCTVカメラを装備し,客室内の乗客だけでなく,乗降客やプラットフォーム上の安全にも配慮されている.
 また,大容量空調装置を1両につき2台搭載し,高温多湿の現地環境においても快適な車内環境を実現する.車両は,2021(令和3)年4月に首都ダッカの車両基地に到着し,その後,現地での納入整備・走行試験などを経てDMTCLに引き渡される.
 6号線は,バングラデシュで初めて建設されるMRTで,ダッカの中心地を南北に結ぶ全長約20km・16駅で構成される全線高架の路線である.ダッカのMRT開発は,日本政府のインフラ輸出戦略などのもとで,計画策定段階から一貫して独立行政法人国際協力機構(JICA)がバングラデシュ政府の支援を行なっており,6号線はJICAが同政府との間で結んだインフラ整備支援に関する円借款契約により建設が進められている.
 現在ダッカでは,6号線以外のMRT建設も計画中であり,経済発展と都市化の進展により,今後MRT車両の需要が継続的に増加することが期待されている.

写真:MRT6号線向け車両(川崎重工ニュースリリースから)