JR東日本仙台支社は,東北本線新田駅の駅舎建替えを実施すると発表した.
同駅は,1894(明治27)年に建設されて以来,127年が経過しており,今回の建替えとなった.
新しい駅舎は,鉄骨造の1階建てで,駅が渡り鳥の飛来地として有名な伊豆沼・内沼の最寄り駅であることから,駅舎の片流れ屋根と既存こ線橋の屋根勾配を対称にすることで,渡り鳥が羽ばたくシルエットをモチーフとしている.
外壁は自然素材が感じられる色彩とし,伊豆沼・内沼に続く田園風景が感じられるよう,待合室の窓を大きくとり,眺望を確保する.
今後は,2021(令和3)年4月から工事に着手し,6月末に仮駅舎へ切り替えたあと,12月末の利用開始を予定している.
写真:JR東日本仙台支社のニュースリリースから