西武ライオンズの本拠地メットライフドームでは,2020(令和2)年12月19日(土),西武鉄道101系の先頭車両クハ1262の搬入作業が行なわれた.
メットライフドームでは,2021(令和3)年3月のグランドオープンに向け,1塁側の「トレイン広場」の整備が進められている.今回,搬入されたクハ1262は1980(昭和55)年に西武所沢車両工場で製造された車両で,2020(令和2)年11月に現役から退いている.2018(平成30)年からは伊豆箱根鉄道色となって多摩湖線で活躍していた.
12月18日(金)深夜に横瀬車両基地を出発したクハ1262はトレーラにより約100kmを移動し,19日朝にメットライフドームに到着.その後,展示される「トレイン広場」で設置作業が行なわれた.
今後,クハ1262には2021(令和3)年1月に車体ラッピングが施され,来場者が写真撮影やさまざまな体験を楽しめるエリアとなる予定.
写真はいずれも大沼一英撮影(取材協力:西武鉄道・西武ライオンズ)