富士急行は,2020(令和2)年12月18日(金)から,河口湖駅に副駅名<富士河口湖温泉郷>を導入すると発表した.
これは,河口湖駅がある富士河口湖町が温泉地であることを広く周知するとともに,同駅を中心としたエリア全体のさらなるイメージ向上と観光誘客を目的として,地元の要望により導入するもの.
「富士河口湖温泉郷」は,1992(平成4)年に河口湖北岸で開削され開湯した.泉温や泉質の異なる5つの良質な源泉と,季節や時間によりさまざまな表情を見せる富士山を間近に臨む絶好のロケーションが多くの観光客を魅了しており,現在では40軒以上もの旅館やホテルで温泉が楽しめる.
また,2020(令和2)年11月には河口湖駅構内に足湯がオープンした.これは,町が進める「富士河口湖温泉郷 足湯プロジェクト」の一環で,今後,誰でも無料で利用できる足湯が,町内の公園や富士山の展望地など全9ヵ所に整備される.
このほか,副駅名の導入を記念して,「河口湖駅副駅名設定記念入場券セット」などの記念商品を発売する.
写真はいずれも富士急行提供