相模鉄道は,2021(令和3)年春のダイヤ改正において,終電時刻の繰上げを実施すると発表した.
これは,深夜時間帯に実施している線路・施設の保守作業やホームドアの設置準備作業など安全対策に関する作業時間の確保や,作業員の働き方を見直すために実施する.あわせて新型コロナウイルス感染拡大を契機とした,新しい生活様式の浸透による利用動向の変化に対し,その解決策の一環として実施する.
平日ダイヤでは,本線の横浜—二俣川間と,いずみ野線の二俣川—湘南台間において,上り20分程度,下り15分程度,終電時刻を繰上げる.本線下りの二俣川→海老名間では,20分程度の繰上げを検討している.実施にあたっては,過度な混雑とならないように十分配慮し,必要により混雑対策として,終電前に臨時列車の増発も検討する.
ダイヤ改正の具体的な内容は現在検討中としており,詳細が決まり次第発表する.なお,始発時刻の繰下げは実施しない.
一部画像は相模鉄道提供