カトーは,2021(令和3)年3月・4月の発売予定商品を発表しました.
■EF210形300番台
■EF210形300番台(JRマーク付) ※特別企画品
EF210形のうち,山陽本線 瀬野—八本松間の峠越え区間(通称:セノハチ)向けに,勾配後押機関車の機能を追加した300番台が製品化されます.
<3092-1>は,2020(令和2)年2月に新製された吹田機関区所属機をプロトタイプとし,側面に桃太郎のキャラクターデザインが描かれ,JRFマークのない姿が再現されます.ナンバープレートは316・317・318・319号機が付属します.
特別企画品<3092-2>は,2015(平成27)年9月の新製時の姿がプロトタイプで,側面に桃太郎のキャラクターデザインがなく,JRFマークが付いた姿が再現されます.ナンバープレートは301・304・306・309号機が付属します.
いずれも100番台よりも前方に張り出した特徴的なボディ前面下部や,ステップ,大形スカートのほか,車体全長に延長された雨ドイ,大形化された誘導員手すりが製品に反映されます.また,側面の黄帯や桃太郎のロゴデザインも美しく表現されます.
価格は各7500円(税抜)で,2021(令和3)年4月に発売されます.
※詳しくは,製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.
■813系200番台
■813系200番台 福北ゆたか線
■813系200番台+300番台 ※特別企画品
JR九州で活躍する813系のうち,200番台(福北ゆたか線含む)と300番台が製品化されます.
200番台のみの<10-1686>基本セット(3両),<10-1687>増結セット(3両)と,特別企画品で200番台と300番台がセットされた<10-1689>6両セットは,南福岡車両区所属車がプロトタイプとし,前面表示は<10-1686>・<10-1687>が「小倉」,<10-1689>が「門司港」を取付け済みです.
<10-1688>は,福北ゆたか線仕様の200番台で,筑豊篠栗鉄道事業部直方車両センター所属車をプロトタイプとし,スカートがより実車に近い色に見直されます.前面表示は「博多」が取付け済みで,側面表示は白印刷とし,行先表示シールが付属します.
いずれも,実車同様にフォグライト部分が点灯していない姿とし,交流電車の特徴である複雑なパンタグラフ周辺の屋根上機器が再現されます.また,屋根は銀色で,JR九州車両特有の細部にわたる車両デザインや,前頭部とボディの境目にある黒線,客扉部のステップを廃した腰の低い低床面車体も製品に反映されます.なお,連結器は各所ともKATOカプラー伸縮密連形(フックなし)標準装備とし,先頭部用に2段の電連パーツが付属します.
価格は,<10-1686>が11200円(税抜),<10-1687>が11200円(税抜),特別企画品<10-1689>が22200円(税抜),福北ゆたか線仕様<10-1688>が12700円(税抜),で,2021(令和3)年3月に発売されます.
※詳しくは,製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.
画像はカトーWEBサイトから