近畿日本鉄道は,80000系「ひのとり」について,8両編成2本を2020(令和2)年11月21日(土)から運転すると発表した.
80000系「ひのとり」は,これまでに6両編成7本が投入され,大阪難波—近鉄名古屋間では平日10往復・土休日11往復,大阪難波—近鉄奈良間では平日2往復・土休日1往復に充当されているが,8両編成を投入することで,現行の「アーバンライナー」で運転されている一部列車を置き換える.
これにより,80000系「ひのとり」による列車は,大阪難波—近鉄名古屋間の平日14往復,土休日は同15往復に増発し,大阪難波—近鉄奈良間では平日1日あたり4往復とする(土・休日は現在と同じ1日1往復).
2021(令和3)年春には,大阪難波・近鉄名古屋毎時0分発のほか,停車駅の少ない名阪特急(平日15往復・土休日19往復)が,すべて80000系「ひのとり」で運転される予定.
大阪難波・近鉄名古屋毎時30分発や主要駅に停車する名阪特急については,一般特急車両から「アーバンライナー」での運転に変更し,現行の平日12往復・土休日8往復から平日16往復・土休日14往復とする.
なお2021(令和3)年春には,1日17往復すべてが「アーバンライナー」での運転となる.
特記以外の画像は近畿日本鉄道提供