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“SL大樹「ふたら」”の運転開始

“SL大樹「ふたら」”の運転開始

東武鉄道では,2020(令和2)年10月3日(土),日光線下今市—東武日光間で“SL大樹「ふたら」”の営業運転が開始された.
 初回の運転は,東武トップツアーズが催行した団体ツアー用の列車として運転され,日光駅では,日光市観光協会や東武日光駅長らによる出迎えなどが行なわれた.
 列車名の「ふたら」は,「日光」の地名の由来ともなった男体山のかつての呼び名「二荒山(ふたらさん)」に由来しており,鉄道産業文化遺産である蒸気機関車とともに,奥日光の雄大な自然や世界遺産「日光の社寺」などの威風堂々としたその姿を感じてもらいたいという想いが込められている.
 またヘッドマークは,男体山とそのシンボルである「大剣(たいけん)」を大きくデザインし,左右には風を切るような躍動感をイメージした雲を描いた.「ふたら」の文字については,SL「大樹」に引き続き,日光観光大使であり書道家の涼風花氏が揮毫した.今後,月に1回程度運転される予定となっている.

写真:大沼一英撮影(取材協力:東武鉄道)

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