2020(令和2)年8月28日(金),JR北海道と東急が共同運行する「THE ROYAL EXPRESS〜HOKKAIDO CRUISE TRAIN〜」の運転が開始された.
札幌駅では列車の運行開始を前に,10時から「THE ROYAL EXPRESS~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~出発セレモニー」を実施.関係者によるテープカットののち,札幌駅長による出発合図で,11時2分に列車は道東へ向けて発車した.
2020(令和2)年のツアーについては,札幌を出発後,十勝エリアや知床エリア,旭川・富良野エリアを列車やバスなどで巡り,札幌へ戻る3泊4日の周遊プランとなる.北海道の大自然とその恵み,大地に根ざした人々とのふれあいを通して,世界に誇る北の大地における豊かな時間の過ごし方を提供.記憶に残る最高の「美しさ、煌めく旅。」へ参加者を案内する.
旅行代金はひとり68万円(税込,2名1室利用の基本料金)で,計150名の応募枠(5回運行・各回定員30名)に対し,各回とも定員を大きく上回り,計1232名の応募があった(当選倍率の平均は約8.2倍).しかし,新型コロナウイルス感染拡大防止のため,運行回数を当初発表の5回から3回に変更し,8月28日(金)出発分からの運転となった.あわせて,中止となる初回・2回目のツアー参加者については,2021(令和3)年のツアーに振替えを行なう.
また,今回の募集で多くの応募があったことを受け,北海道のさらなる観光振興と地域活性化を目指し,2021(令和3)年夏もツアーを実施する.ツアー回数については,当初予定されていた5回から7回に変更し,内容については決まり次第,発表される予定.
写真はいずれも東急株式会社提供