JR東日本は,「TRAIN SUITE 四季島」,2021(令和3)年4月から6月期のツアー参加者募集を開始した.
4月19日(月)から6月28日(月)までの月曜日(5月3日・17日を除く)を出発日とする「3泊4日コース」では,1~2日目に上野→日光→(車中泊)→函館→伊達紋別→登別と乗車.途中,日光と函館で下車観光のほか,2日目の宿泊地をニセコエリアおよび登別エリアから選択する.3〜4日目は東室蘭→洞爺→新函館北斗と乗車.北海道新幹線で新青森または「TRAIN SUITE 四季島」で青森に向かい下車観光(縄文コース・五能線コースの2コースから選択)の後は,青森または弘前→(車中泊)→鶴岡→(下車観光)→あつみ温泉→新津→東三条→上野と乗車する.鶴岡での下車観光は,加茂水族館見学・あつみ温泉入浴・伝統工芸「しな織布」製作見学の3コースまたは車内滞在から選択できる.
4月10日(土)から6月26日(土)までの毎週土曜日を出発日とする「1泊2日コース」は,上野→塩山→姨捨→(車中泊)→喜多方→会津若松→上野と乗車し,1日目の塩山と姨捨および2日目の喜多方と会津若松ではそれぞれ下車観光や自由散策が設定される.
旅行代金は,「3泊4日コース」のスイートが80万円,デラックススイート(フラットタイプ)が95万円,四季島スイートが100万円となる.「1泊2日コース」では,スイートが37万円,デラックススイート(フラットタイプ)が45万円,四季島スイートが50万円となる(いずれも2名1室利用時の1人あたりの場合).なお各コースは,すべて旅行会社が企画する旅行商品として,JR東日本グループのびゅうトラベルサービスや,おもな旅行会社(海外の旅行会社を含む)で販売する.
また,北海道エリアの乗降駅から宿泊施設までのリムジン送迎サービス(有料オプショナルサービス)については,利用が僅少であることから,上記出発分からサービスを終了する.
このほか,「新しい生活様式」や関係する業界団体が作成した「新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン」を参考に,車掌・クルーなど「四季島」に関わるすべてのスタッフが,乗客に安心して乗車できるよう,各種対策を実施する.
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