北条鉄道では,法華口駅の行違い設備が完成したことから,日中の習熟運転を8月3日(月)から31日(月)の平日に実施しています.
これまでは途中駅に列車交換設備がなく,全時間帯で1列車しか運転されなかった北条線ですが,2020(令和2)年9月1日(火)以降は法華口駅の行違い設備を本格的に使用することで,朝3往復,夕方2往復の増便が予定されています.保安設備として,日本では初めて「票券指令閉そく式」が導入されます.これは,列車の通行を許可する票券としてICカードを使用するものです.
今回の習熟運転は,3日(月)〜15日(土)は昼間に5往復,17日(月)〜31日(月)は朝夕それぞれ2往復実施される予定で,営業列車と交換する様子を見ることができます.
なお,行違い設備の完成を記念し,8月6日(木)からイメージキャラクター「北条ふらわ」が描かれた記念ヘッドマークが営業運転を行なう車両に掲出されています.
写真:法華口にて 2020-8-11
投稿:古澤 耀大