近畿日本鉄道では,山田線・志摩線でワンマン普通列車,名古屋線で急行列車の増結から準急・普通列車まで幅広く運用されている1201系のうち,1205編成(RC05)が高安検修場で2回目の車体更新工事を終えて,2020(令和2)年7月29日(水)に出場試運転を行ない,所属する明星車庫まで回送されました.その後,7月31日(金)から営業運転に復帰しています.
2回目の車体更新となり,これまでに施工された編成と同じく,壁面と扉が黒色となり,座席へのスタンションポール追加,天井つり革の追加などが行なわれました.前照灯がLEDに交換されて印象が変わっています.
今回の1201系1205編成(RC05)のほかにも,8810系8814編成(FL14),6600系6601編成(FT01)が2回目の車体更新工事で前照灯交換が行なわれ,「シリーズ21」でも検査で前照灯が交換された編成が登場していて,今後はLED前照灯を装備した編成が増えると思われます.
写真:斎宮にて 2020-8-2
投稿:瀬川 幸久