JR九州では,在来線特急・D&S列車について,2020(令和2)年6月19日(金)以降の運転計画を見直すと発表した.
これまで,新型コロナウイルスの影響による利用状況を踏まえ,6月30日(火)まで運転区間の変更や運休などを予定していたが,6月19日(金)の始発から,運休していたすべての在来線特急列車を通常ダイヤで運転するとともに,D&S列車についても運転を再開する.
通常ダイヤで運転する特急列車は,“かもめ”・“みどり”・“ソニック”・“にちりん”・“きりしま”・“ひゅうが”・“きらめき”・“かいおう”・“ゆふ”・“ハウステンボス”で,このうち“ハウステンボス”は,引き続き一部の臨時列車で運休する.
D&S列車については,“ゆふいんの森”・“かわせみやませみ”・“いさぶろうしんぺい”・“SL人吉”・“A列車で行こう”・“九州横断特急”・“指宿のたまて箱”・“はやとの風”・“海幸山幸”が運転を再開する.
なお,「JRKYUSHU SWEET TRAIN 或る列車」は,6月29日(月)までの運転日を引き続き運休とし,別途詳細な運転計画が発表される.“あそぼーい!”については,8月8日(土)の豊肥本線全線開通にあわせて運転を再開する予定で,6月19日(金)以降の“あそぼーい!”運休日については,同区間・同時刻で“九州横断特急”を運転する.
クルーズトレイン「ななつ星in九州」については,乗車人数を最大8組16名に制限するなど感染症対策を実施することとし,3泊4日コースが7月14日(火)出発から,1泊2日コースが7月18日(土)から運転を再開する.なお再開準備として,7月7日(火)から10日(金)までの4日間,3泊4日コースでの訓練運行を行なう.
また7月18日(土)出発分は,「レクサスとななつ星で巡る,匠を感じる旅」として特別内容で運転する予定としていたが,ツアーが延期となったため,通常のコースで運転する.さらに,8月8日(土)から14日(金)までの間は運休となる.
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