JR東日本東京支社では,2020(令和2)年7月19日(日)の初電から,新宿駅東西自由通路の供用を開始すると発表した.
東西自由通路(延長約100m)は,新宿駅周辺地域の回遊性・利便性の向上のため,2012(平成24)年から整備を進めおり,改札内の通路幅員を約17mから約25mに拡幅した.
また,地下改札内コンコースについては,今回の供用開始にあわせて,東口および西口の改札を自由通路に面する位置へ移設する.移設にともない各改札の名称は,東改札,西改札,中央東改札,中央西改札,南改札,東南改札に変更する.ただし,新南改札,甲州街道改札,ミライナタワー改札の名称と出口の名称(東口,西口)については,変更しない.
さらに地下改札内コンコースからホームへ24名乗りエレベータを整備する.エレベータは現在,9・10番ホームと13・14番ホームで供用を開始しているが,6月28日(日)から15・16番ホーム,7月中旬に11・12番ホームでの供用が開始される予定.なお,東西自由通路の供用開始後も,地下改札内コンコースなどの整備工事を進め,改札内通路の混雑緩和と利便性向上を図る.
新宿駅東口については,歩行者と車両の動線を分離するために駅前広場内の車両動線を変更し,歩行者空間を拡大する工事を東京都と共同で進める.
あわせて,新宿駅東口の新たなランドマークとして,ルミネエスト新宿前の駅前広場にパブリックアートを用いた「にぎわい空間」を,ルミネと共同で創出する.歩行者空間拡張の完成予定は,2020(令和2)年7月中旬で,東口駅前広場の全体整備完了は2021(令和3)年3月を予定している.
画像はすべてJR東日本東京支社のニュースリリースから
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