近畿日本鉄道では,新型コロナウイルス感染拡大にともなう利用状況を鑑み,2020(令和2)年5月30日(土)から当面の間,土休日の一部特急列車を運休すると発表した.
運休対象は,大阪—名古屋間の6本,大阪—伊勢志摩方面の2本,名古屋—伊勢志摩方面の2本,京都—伊勢志摩方面の1本,大阪—奈良間の2本,京都—奈良間の14本,京都—橿原神宮前間の18本,大阪阿部野橋—吉野間の30本となる.これにより,1日あたりの特急の運転本数446本のうち,75本が運休となる.
なお,大阪・名古屋・京都—伊勢志摩方面の観光特急「しまかぜ」と,大阪阿部野橋—吉野間の観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」,急行・普通など一般列車は通常どおり運転する.また特急券については現在,運転日の1週間前(同曜日)の10時30分からの発売に変更している.
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