鉄道ファン2025年1月号(通巻765号)
『鉄道ファン』2025年1月号
2024年11月21日発売
特別定価1400円(税込)
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特集 新幹線最前線2025
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カトー,2020年9月以降の発売予定品を発表

カトー,2020年9月以降の発売予定品を発表

カトーは,2020(令和2)年9月以降の発売予定商品を発表しました.

■JR 701系1000番代 盛岡色
 JR東日本の盛岡車両センターに所属する701系1000番代のうち,床下機器が更新され,ブレーキ抵抗器が撤去された現在の姿が製品化されます.
 前面表示はLED式行先表示車の「ワンマン盛岡」,側面表示部分は黒色で印刷済みとし,行先表示シールが付属します.各先頭車ともライトユニット装備(消灯スイッチ付き)で,ヘッド・テールライトと前面表示が点灯します.なおLEDは電球色が採用されます.
 下回りは仙台色同様のグレーの成形色とし,動力車は片台車駆動でトラクションタイヤを装備します.発売価格は,2両セット9800円(税抜)です.
※詳しくは「701系1000番代 盛岡色」の製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.

■青い森鉄道 青い森701系
 青い森鉄道運輸管理所所属車のうち,JR東日本譲渡車でロングシート編成の現在の姿が製品化されます.
 前面表示は幕式行先表示車の「青森」,側面表示部分は白色で印刷済みとし,行先表示シールが付属します.また車体前面・側面に描かれた青い森鉄道キャラクター「モーリー」のラッピングや,「モーリー」が運転室寄りドア後ろの側面ガラスにまでかかる大きいデザインが製品に反映されます.
 下回りはダークグレーの成形色とし,スノープロウ形状付きの強化形スカートを新規に設定.クモハとクハで欠き取りの位置が違う姿も再現されます.また,動力車は片台車駆動とし,トラクションタイヤを装備します.発売価格は,2両セット10000円(税抜)です.
※詳しくは「青い森鉄道 青い森701系」の製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.

■広島電鉄200形 ハノーバー電車
 1989(平成元)年8月に当時の西ドイツのハノーバー市から,広島市との姉妹都市提携5周年を記念して寄贈された広島電鉄200形238号車の現在の姿が製品化されます.
 今回の生産分から小形コアレスモータ付きの動力ユニットを採用し,低速からスムーズな駆動で安定した走行が可能となります.また,パンタグラフの台枠・シューを黒色に変更し,より実車のイメージに近い形態が再現されます.
 また,近年の運行形態にあわせて付属の行先表示シールの内容を変更し,前面方向幕には「横川—江波」・「白島—八丁堀」・「白無地」・「回送」・「MERRY CHRISTMAS(クリスマス電車)」・「貸切」,路線番号は「8」・「9」・「クリスマス電車用(2種)」・「白無地」が収録されます.発売価格は,3900円(税抜)です.
※詳しくは「広島電鉄200形 ハノーバー電車」の製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.

■ローカル線の小形駅舎/対向式ホーム
 完成品ストラクチャーの新製品として,現在でも地方で見られる,国鉄標準規格の小さな駅舎と対向式ホームが製品化されます.
 <23-241>「ローカル線の小形駅舎」は,国鉄標準規格の小さな駅舎と対向式ホームを再現したものです.駅舎は,ホームと一体のベース下(石垣部分)が付属し,ベースを取り外して駅舎単独の設置も可能です.
 付属のホームエンド(長さ:31mm,スロープなし)左右とあわせた長さは186mmで,駅名標,名所案内看板,花壇,木製ベンチ,電柱(電灯付),改札柵(木製),ホーム柵が再現可能なランナーパーツと,駅名標などを収録したシールも付属します.ホーム(長さ:124mm)は,ホームエンドと組み合わせることで,20m級車両1両分の長さに相当します.編成両数に応じてホームの追加も可能で,ホームとホームエンドの組み合わせにより,最大4両編成の停車に対応します.発売価格は,3400円(税抜)です.
 <23-133>「ローカル線の対向式ホーム(2本入)」は長さ124mmで,柵が一体成形で再現されます.駅名標,名所案内看板,花壇,木製ベンチ,電柱(電灯付),改札柵(木製),ホーム柵を再現可能なランナーパーツと,駅名標などを収録したシールが付属し,付属シールやランナー部品を用いてカスタマイズも可能です.発売価格は,1500円(税抜)です.
 <23-134>「ローカル線の対向式ホーム(屋根付)」は長さ124mmで,木造の屋根を再現したパーツが取付済みとなります.発売価格は,1500円(税抜)です.
 <23-135>「ローカル線の対向式ホームエンド」は,スロープ付きのホームエンド(長さ:62mm)が左右各1本入ります.駅舎ベース下を含め,ホーム部分はいずれも白線(破線)が印刷済みです.発売価格は,1000円(税抜)です.
 <23-136>「ローカル線の駅構内パーツセット」は構内踏切やホームのベンチ・駅名標・電話ボックス・自動販売機などが再現できるランナーパーツのセットです.単線・複線の両方に使用できる構内踏切とし,線路間隔は33mmと49.5mmの2種類から選択可能です.発売価格は,1500円(税抜)です.
 <23-001>「ローカル線の小形駅 照明キット」は,駅舎1棟分(待合室,駅務室,宿直室)の照明パーツが収録されます.既存製品の「近郊形ホームDX」の構造を踏襲しているため,給電はターミナルユニジョイナーを介して,別売のパワーパックなどに接続して行ないます.発売価格は,2000円(税抜)です.
※詳しくは「ローカル線の小形駅舎/対向式ホーム」の製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.
 このほか,国鉄客車「オハ61系」(オハ61/オハフ61/オハニ61)の再生産が9月に予定されています.また外国形車両として,アメリカのニューヨークとシカゴを結んだ特急列車「ニューヨーク・セントラル〈20世紀特急〉」の製品化が10月に予定されています.

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