阪堺電気軌道は,新しい低床車両として1101形を導入し,1101号車を2020(令和2)年3月27日(金)に報道陣に公開した.
1101形は,1001形と基本的な設計は同一だが,ブレーキシステムが変更されているほか,室内灯には,ダウンライトタイプの白色LEDを採用し,省エネルギー化が図られている.
今回導入された1101号車は,南海グループのコーポレートシンボルのファインレッドとブライトンオレンジの2色を使用したカラーリングとなっている.
1101形は,2020(令和2)年3月28日(土)から営業運転を開始し,1101号車の導入により,天王寺駅前—浜寺駅前間で運転される低床式車両については,現行の,おおむね2時間に1本から毎時1本となる.
写真はいずれも松本洋一撮影(取材協力:阪堺電気軌道)