JR東日本では,2020(令和2)年3月14日(土)に行なわれるダイヤ改正に先立ち,3月13日(金)限りで中央本線の特急“あずさ”2号の運転が終了しました.
これは,ダイヤ改正以降,“あずさ”と“かいじ”の号数が通しで付番されるようになるためで,改正後に同時間帯に運転される列車は“あずさ”4号となっています.また,改正後に運転される“かいじ”2号は,旧ダイヤの“かいじ”102号と同時間帯の列車となっています.
1977(昭和52)年に発売された「狩人」の楽曲によって全国的にもその名を知られることとなった“あずさ”2号ですが,1978(昭和53)年10月のダイヤ改正で偶数が上り列車の号数に充てられることになったため「新宿8時ちょうど発」の列車は消滅し,さらに2019(平成31)年3月のダイヤ改正で大月を通過することになったため「8時ちょうど」に発車する駅もなくなりました.そして,今回付番の変更によって“あずさ”2号の列車名自体も消滅することになりました.
写真:新宿にて 2020-2-28
投稿:坂本 新太