JR東日本は,内装をリニューアルした旧形客車を2020(令和2)年3月12日(木)に報道陣に公開した.
今回公開されたのは,高崎車両センター高崎支所に所属する7両の旧形客車のうち,「ラウンジカー」に改装されたスハフ42 2173.「ラウンジカー」の車内は,ボックス席,ロングテーブル席,サービスカウンターを備え,イベント時を除き,フリースペースとなる.ブラインドは,群馬県の花・木・山などを織り込んだ柄の真紅色となっている.
残る6両の普通車についても,内装が昭和初期をイメージした木目調に変更され,スハフ32以外の5両については,ブラインドが交換される.ブラインドは腰掛の色に合わせて,群青色またはオリーブ色とし,群馬県の夏の風物詩である「雷」と冬に吹き荒れる「からっ風」を風神雷神で表現したデザインが採用されている.
今回のリニューアルは,2020(令和2)年4月から6月に開催される『群馬デスティネーションキャンペーン』に向けたもので,4月4日(土)の快速“群馬DCオープニング号”から営業運転を開始する予定.なお,快速“群馬DCオープニング号”の指定席券は完売となっている.
※快速“群馬DCオープニング号”は運転中止となりました(2020年3月31日追記:JR東日本ニュースリリース参照).
写真はいずれも編集部撮影(取材協力:JR東日本)