JR西日本では,2021(令和3)年春から関西本線のICOCAエリアを拡大すると発表した.
今回「ICOCA」の利用が可能となるのは,関西本線の加茂—亀山間の各駅で,加茂と柘植の2駅は,すでにICOCAの対応駅となっている.あわせてICOCAのほか,全国相互利用対象のICカード乗車券(Kitaca・PASMO・Suica・manaca(マナカ)・TOICA・PiTaPa・はやかけん・nimoca・SUGOCA)の利用も可能となる.
また「ICOCA」の導入にあわせて,関西本線で運転されるキハ120系には,車載形のIC改札機を新たに導入し,乗客の利便性を高める.さらに,亀山駅を介し,ICOCAエリアとTOICAエリアをまたがるIC定期券も発売される予定.なお,交通系ICカードのチャージ額を利用し,ICOCAエリアとTOICAエリアをまたがって乗車する場合は,これまでと同様に,自動改札機の利用はできないため,あらかじめ全乗車区間のきっぷの購入が必要となる.
サービスの詳細や開始日については,決定次第,発表される.
画像はJR西日本のニュースリリースから