JR西日本の115系2000番台は，1998（平成10）年から2009（平成21）年にかけて体質改善40N工事が施工され，車体の大規模更新と車内設備の大幅なリニューアルが実施されました．側面窓ガラスの支持方式の変更や戸袋窓の小形化，ベンチレーターの撤去，張り上げ屋根への改造などが外観上の特徴です．このうちL-04編成（クハ115-2005＋モハ114-2007＋モハ115-2007＋クハ115-2117）は，地元広島地区で活躍するJリーグチーム「サンフレッチェ広島」を応援するラッピングが施され，2018（平成30）年のシーズンをとおして運転されていました．

　製品は，車体に施された「サンフレッチェ広島」のロゴやマーク，公式キャラクターの｢サンチェ｣「フレッチェ」など精密に再現されます．このほか車両番号，前面方向幕（白幕），所属・ATS・エンド各表記は印刷済みとし，側面種別・行先表示，優先席，弱冷車は付属ステッカーに収録されます．また，ユーザー取り付けのオプションパーツとして，列車無線アンテナ，信号炎管，ホイッスル，ヒューズボックス，ジャンパ栓収めが付属します．走行中はヘッドライト（電球色）・テールライト（赤色）が点灯し，消灯スイッチ付きです．さらに動力ユニットには，フライホイール付きコアレスモータ搭載のものが採用されています．

　4両編成セット（動力付き）が23100円（税抜），4両編成セット（動力なし）が20500円（税抜）です．
※2020（令和2）年3月19日（木）以降順次，グリーンマックス製品取扱店で発売される予定です（2月18日・24日，3月18日追記）．
※詳しくは，製品情報ページ（グリーンマックスWEBサイト，PDFファイル）をご覧ください．
※発売予定などは，生産予定表のページ（グリーンマックスWEBサイト）をご覧ください．
写真はすべてグリーンマックス提供