埼玉県と東武鉄道は,「東武鉄道伊勢崎線・野田線連続立体交差事業(春日部駅付近)」について,費用負担や事業の役割分担などを取り決める施行協定を2020(令和2)年1月24日(金)に締結したと発表した.
本事業は,全体事業費約650億円(過年度分を除く)で,埼玉県が約510億円(国・春日部市の負担を含む)を負担し,用地の取得や使用・物件補償などに関する事務と,鉄道隣接道路に係る調査・設計・工事を担当.また,東武鉄道は約140億円を負担し,鉄道の高架化に係る調査・設計・工事を担当する.
事業区間は,東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の延長約1.6kmの区間(春日部市南1丁目〜粕壁4丁目)と,東武野田線(東武アーバンパークライン)の延長約1.9kmの区間(春日部市粕壁字八木崎〜南1丁目)で,2031(令和13)年度の完成を目指す.あわせて,事業区間内の10ヵ所の踏切を除却するとともに,交通渋滞や踏切事故の解消や市街地の一体化などを図るとしている,
写真は特記以外,埼玉県・東武鉄道のニュースリリースから