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横浜市交,ブルーライン延伸区間(あざみ野—新百合ヶ丘間)の概略ルート・駅位置が決定

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2020年1月22日掲載
横浜市交3000V形

写真:横浜市交通局3000V形  編集部撮影  上永谷車両基地にて  2017-3-23(取材協力:横浜市交通局)

横浜市と川崎市では,横浜市営地下鉄ブルーライン延伸区間(あざみ野—新百合ヶ丘間)の概略ルート・駅位置が決定したと発表した.

 延伸については,2019(平成31)年1月に事業化の判断を発表し,早期実現に向けた取組を進めているが,事業に対する理解を深めるため,2019(令和元)年8月には本路線に関する市民説明会を開催.また,同年9月から10月にかけて,川崎市側の有力ルート案の考え方について意見募集を実施した.
 延伸区間は,周辺の地形や土地利用,交差構造物などへの影響を考慮して,地下トンネル構造を基本とし,既存のあざみ野駅から小田急線新百合ヶ丘駅南口付近までの約6.5km区間を延伸する.概算事業費は約1720億円で,事業主体は第一種鉄道事業者として横浜市交通局が担う.

横浜市交,ブルーライン延伸区間(あざみ野—新百合ヶ丘間)の概略ルート・駅位置が決定

 新駅については,駅間隔を横浜市営地下鉄の既存駅と同様の間隔を基本とし,4駅を設定.横浜市側のルートについては,道路下などの公有地を有効活用し,既設のあざみ野駅から横浜・川崎両市の市境となるすすき野付近までを基本とする.駅位置については,嶮山付近とすすき野付近とした.また,川崎市側のルートについては,北部地域の公共交通ネットワークの充実や駅周辺の活性化を図るため,ヨネッティー王禅寺付近に駅を設置するルートとした.
 今回の延伸事業により,横浜と川崎市北部,多摩地域を結ぶ,新たな都市軸の形成と災害などによる輸送障害発生時の代替経路の確保を目指す.また,横浜市北西部のみならず,川崎市北部・多摩地区など,広い範囲から新横浜駅へのアクセス機能の強化を図るとともに,移動時間の短縮を図る.このほか,新駅周辺まちづくりの活性化やターミナル駅の交通結節機能強化,沿線地域の公共交通ネットワークの強化など,新駅周辺の活性化を進める.
 今後は,本路線の概略ルート・駅位置を対象として,環境影響評価手続の実施に向けた準備を行ない,2030(令和12)年の開業を目標に事業を進める(交通政策審議会答申の目標年次).

写真は特記以外横浜市交通局のニュースリリースから