鉄道ファン2024年6月号(通巻758号)
『鉄道ファン』2024年6月号
2024年4月19日発売
定価1250円(税込)
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トミーテック,2020年5月〜7月の発売予定品を発表

トミーテック,2020年5月〜7月の発売予定品を発表

トミーテックは,2020(令和2)年5月から7月の発売予定品を発表しました.

■国鉄 103系(初期型非冷房車・オレンジ)
 Nゲージでは,国鉄103系非冷房車(ハイグレード仕様)にオレンジ色が製品化されます.今回の仕様では,ヘッドライトが1灯で,前面下部の通風孔に蓋がされた姿が再現されます.セット構成は,3両編成の基本セットA,4両編成の基本セットB,モハ103形+モハ102形の増結セットとサハ103形の単品で,それぞれ発売価格は,13800円(税抜),16200円(税抜),5200円(税抜),2500円(税抜)です.
 基本セットAは,青梅線・五日市線で活躍したクモハ103形0番台入りの編成を再現し,クハ103形はジャンパ栓受けのない500番台としています.基本セットBでは,両先頭車を大阪環状線や青梅線で活躍した,クハ103形0番台としています.なお,車番は選択式で転写シートが基本セットA・Bに付属するほか,モータはいずれの基本セットも新形モータ「M-13」が採用されます.発売予定は2020(令和2)年5月です.
※詳しくは,各製品情報のページ(<98370>基本セットA<98371>基本セットB<98372>増結セット<9316>サハ103形)をご覧ください.
■JR 14系(リゾート白馬)
 波動用で活躍したJR西日本14系200番台のバリエーションとして,“リゾート白馬”編成が製品化されます.“リゾート白馬”は,神戸—信濃大町間を結んだ臨時列車で,14系200番台と14系寝台車による編成で運転されていました.
 セットのうち,オハフ15形200番台は,発売済みの「<98274>JR 14-200系客車(ムーンライト九州)基本セットB」のものと比較して,側面の青帯の塗り分けが異なる仕様を再現.寝台車となるオハネ14形・スハネフ14形は,はしごパーツと洗面所窓が埋められた姿が製品に反映されます.トレインマークは,“リゾート白馬”が印刷済みで,機関車用ヘッドマークも付属します.また車番は選択式で,転写シートが付属します.
 発売価格は,6両セット15500円(税抜)で,発売予定は2020(令和2)年6月です.
※詳しくは,「<98697>JR 14系客車(リゾート白馬)セット」の製品情報ページ(TOMIX WEBサイト)をご覧ください.
■JR キハ47形500番台(復活首都圏色・新津運輸区) ※限定品
 新潟地区のキハ47形のバリエーションとして,2019(令和元)年12月に引退した首都圏色がハイグレード仕様(HG)・限定品で製品化されます.
 床下は機関更新された姿で,屋根は冷房用機器を搭載した姿が再現されます.台車はDT44A形を装備し,タイフォンは「シャッター形・スリット形」の各大小4種類の中から選択できます.車番は印刷済みで,付属する転写シートにより,車椅子マーク・ベビーカーマークは選択式となります.パッケージは,別売のキハ40・47形を収納できるブック形車両ケースが採用されます.
 発売価格は,2両セット11700円(税抜)で,発売予定は2020(令和2)年6月です.
※詳しくは,「<97927>JR キハ47-500形ディーゼルカー(復活首都圏色・新津運輸区)セット」の製品情報ページ(TOMIX WEBサイト)をご覧ください.
■JR キハ58系(のりくら)
 キハ58系のバリエーションとして,高山本線で活躍した急行“のりくら”がハイグレード仕様(HG)・限定品で製品化されます.
 グリーン車はキロ28形2300番台の後期形で,ユニットサッシ改造車を新規製作します.キハ28形2300番台は,トイレ窓が細長くなった後期形で,キハ58形400番台は,スリットタイフォンの車両となった後期形が再現されます.キハ65形500番台は,シャッター付きタイフォンで再現されます.前面表示部は交換式で,印刷済みパーツ「急行」「急行・名古屋」が付属します.車番・JRマークは選択式で転写シート付属し,JRマークは白とオレンジから選択できます.
 発売価格は,4両セット18400円(税抜)で,発売予定は2020(令和2)年6月です.
※詳しくは,「<98369>JR キハ58系急行ディーゼルカー(のりくら)セット」の製品情報ページ(TOMIX WEBサイト)をご覧ください.
■平成筑豊鉄道 400形(開業時カラー・なのはな号)
 第3セクター車両のバリエーションとして,平成筑豊鉄道400形が製品化されます.
 製品は,「菜の花」をイメージした黄色をベースに,青色・緑色・水色の3本ラインで車体を包んだデザインの406号「なのはな号」と,300形以前の旧形車両を踏襲したカラーリングデザインとなった412号の2両セットで,いずれも車番が印刷済みです.412号のヘッド・テールライトは両側とも点灯し,406号のヘッド・テールライトは片側のみ点灯します.前面表示部は非点灯で,選択式のシールが付属します.
 発売価格は,2両セット10300円(税抜)で,発売予定は2020(令和2)年6月です.
※詳しくは,「<98079>平成筑豊鉄道 400形(旧形車両塗装・なのはな号)セット」の製品情報ページ(TOMIX WEBサイト)をご覧ください.
■JR コキ104形(新塗装・ヤマト運輸コンテナ付)
 貨車のバリエーションとして,ヤマト運輸コンテナを搭載したコキ104形が製品化されます.
 コンテナはUV51A形を2個搭載し,「ヤマト運輸」「宅急便」が印刷されたタイプが初めて製品化されます.コンテナの番号(UV51A-35114・35137)は印刷済みです.またコキ104は,車番印刷済み(コキ104-1080)で,台枠の側面にあった「JRF」ロゴが省略された新塗装が製品に反映されます.
 発売価格は,2200円(税抜)で,発売予定は2020(令和2)年7月です.
※詳しくは,「<8737>JR貨車 コキ104形(新塗装・ヤマト運輸コンテナ付)」の製品情報ページ(TOMIX WEBサイト)をご覧ください.
■私有貨車 タキ5450形(日本石油輸送)
■私有貨車 タキ5450形(東亞合成)
 私有貨車のバリエーションとして,日本石油輸送と東亞合成所有のタキ5450形が製品化されます.
 いずれも台車が変更され,留置ブレーキが側ブレーキから手ブレーキに変更された後期グループです.また,鉄道連絡船輸送に対応した車両は,ハッチの密閉化と液状カセイソーダ箱が設置され「(航送用)」の表記がありましたが,連絡船廃止後はその表記が消去されました.
 日本石油輸送のタキ5450はロゴと社名付きで,常備駅表記は「名古屋南港」が印刷済みとなります.東亞合成のタキ5450は,東亞合成化学工業からの社名の変更にともない,ロゴ・社名表記が変更されており,常備駅表記は「昭和町」が印刷済みとなります.
 発売価格は,各1200円(税抜)で,発売予定は2020(令和2)年5月です.
※詳しくは,各製品情報のページ(<8738>私有貨車 タキ5450形(日本石油輸送)<8739>私有貨車 タキ5450形(東亞合成))をご覧ください.
 またHOゲージでは,青函トンネル用のED79形0番台・100番台と快速“海峡”で活躍した50系5000番台などの製品化が予定されています.

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