カトーは,Nゲージ「東武鉄道 東上線 50070型」の試作品を公開しました.
バリエーションの50000系グループのうち,乗降扉間の側窓が2連1段下降窓で,屋根上に強制換気装置が搭載されていない,後期の編成が製品化されます.プロトタイプは森林公園検修区所属51076編成で,先頭車はヘッドライト・テールライト・前面行先表示・運番表示が点灯します.運転台の形状もATO運転によるホーム監視モニタやワンマン機器設置のため,他形式とは異なる部分が再現されます.
中間車3両の試作品もあわせて公開され,ボディは側面の少ない凹凸の中でも,特徴的な前頭部との接続部,折れ面をみせる車端部,車体裾や独特な形状の前面ステップなどを再現.実車では開閉可能な客用ドア間の側窓と,車端部固定窓のボディとの段差の違いも製品に反映されます.また,4号車の57076号については,実車同様に誘導無線アンテナが付いた車体で成形されます.
「東武鉄道 東上線 50070型」の製品化で,カトーからすでに発売されている,東京メトロ 有楽町線・副都心線10000系や東急電鉄5000系 青ガエルラッピング編成/5050系/5050系4000番台 Shibuya Hikarie号,横浜高速鉄道Y500系,西武鉄道40000系などとも並べて楽しむことができ,実車同様の5社直通運転を楽しむことができます.
※詳しくは「東武鉄道 東上線 50070型」の製品情報ページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.