近畿日本鉄道では,2019(令和元)年12月15日(日),『復刻塗装車両 白木駅入換体験&神都バス・廃線跡見学ツアー』が開催されました.
これは,五十鈴川駅の開業50周年を記念したもので,参加者は,三重交通の「神都バス」と近鉄の1440系VW38(三重交通復刻カラー)に乗車することができました.
五十鈴川—白木間で運転された団体臨時列車は,白木駅駅舎裏の留置線(5番線)に乗車したまま入換体験とそのシーンを撮影する企画が開催されました.白木駅の5番線はかつて志摩線加茂—五知間が単線だったころの上り線で,現在は非常用として存置されています.客扱いのツアー列車が入線したのは過去に例がなく,参加者はこのツアーならではの体験を楽しんでいました.
五十鈴川駅では開業50周年を記念して記念入場券やグッズの販売,いすゞ自動車とのコラボ企画でトラック等の展示や陸上自衛隊の車両展示も開催されていました.
写真:白木にて 2019-12-15
投稿:瀬川 幸久