横浜シーサイドラインでは,2019(令和元)年12月2日(月)から,増備車の営業運転を開始すると発表した.あわせて,同日始発から,通常ダイヤ(3月31日改正ダイヤ)に回復する.
増備車両は,金沢八景駅延伸事業に関連して導入準備を進めていたもので,営業運転に必要な車両検査や試運転などの作業を当初の予定から前倒しで進めていた.今般,車両の安全確認が完了したため,増備車両を営業運転に投入し通常ダイヤへ回復する.
コンセプトは「進む、繋げる、シーサイドウェーブ」で,シーサイドラインが多くの人々とひとつの輪となってつながり,未来への波にいつまでも乗って進み続けられるようにとの願いが込められている.
「海」をイメージした青色をベースに,明るい水色や温かみのある黄色を配色.車両の直線的な形状に対して,曲線のカラーリングデザインを合わせることで,親しみやすさを加えた.また,前面と側面でのラインがつながるように配置して,編成でひとつの輪に見えるよう工夫した.なお,今回の新カラーリングデザインの増備車両の導入により,3種類のカラフルなデザインの車両が揃うこととなる.
また,12月2日(月)からのダイヤについて,朝7時から9時までの間は,現在の臨時ダイヤ(平日)で4分30秒から5分間隔での運転しているものを,4分から4分30秒間隔に変更する.さらに,朝9時台の並木中央止まりの列車については,新杉田発を廃止し,金沢八景発を1本から5本に増やす.なお,土休日ダイヤと始発・終電の到着出発時刻,10時台から終電までの時刻については変更されない.
写真はいずれも横浜シーサイドラインニュースリリースから