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キヤ143-7が鳥取鉄道部西鳥取車両支部へ

キヤ143-7が鳥取鉄道部西鳥取車両支部へ

JR西日本米子支社では,2019(令和元)年11月24日(日)の未明に,後藤総合車両所所属のキヤ143-7による乗務員訓練を目的とした試運転が,山陰本線の鳥取→米子間の片道で実施されました.

 米子に到着後は,米子駅に隣接する車両基地(後藤総合車両所運用検修センター)には入区せず,折り返し鳥取まで回送されました(※写真).冬期間の鳥取鉄道部西鳥取車両支部への配備をかねた回送と思われます.
 この度,鳥取鉄道部西鳥取車両支部へ回送されたキヤ143-7ですが,2019(令和元)年11月21日(木)の未明に,山陰本線の米子→鳥取間の片道で,翌22日(金)の未明に,因美線と山陰本線(鳥取→智頭→鳥取→浜坂→鳥取の経路)で試運転が実施されています.

 また,同じく後藤総合車両所所属のキヤ143-8が,2019(令和元)年11月12日(火)の未明に,山陰本線の米子→鳥取間の片道で,翌13日(水)の未明に,因美線と山陰本線(鳥取→智頭→鳥取→浜坂→鳥取の経路)で,2019(令和元)年11月16日(土)に,山陰本線の鳥取→米子間の片道で試運転が実施されており,その後,2019(令和元)年11月23日(土)に,後藤総合車両所運用検修センター(米子)から,鳥取鉄道部西鳥取車両支部へ回送されています.こちらもキヤ143-7と同様に,冬期間の鳥取鉄道部西鳥取車両支部への配備をかねた回送と思われます.

 このほか,2019(令和元)年11月17日(日)の未明には,後藤総合車両所所属で「奥出雲おろち号」塗色のDE10 1161が,大雪で列車が立ち往生した時などの救援用の機関車として,後藤総合車両所運用検修センター(米子)から鳥取鉄道部西鳥取車両支部へ回送されています.
 JR西日本米子支社によると,2019(令和元)年11月25日(月)からキヤ143形を,鳥取県の鳥取鉄道部西鳥取車両支部に2両,島根県の後藤総合車両所運用検修センター(米子)に1両配備すると発表されており,2019(令和元)年11月24日(日)の時点で,キヤ143-7,キヤ143-8,DE10 1161の3両が,鳥取県の鳥取鉄道部西鳥取車両支部に,島根県の後藤総合車両所運用検修センター(米子)に,キヤ143-4が留置されている状況です.

写真:湖山にて 2019-11-24
投稿:橋本 淳

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