2019(令和元)年10月20日(日),JR西日本福知山電車区豊岡支所所属のキハ40 2007(うみやまむすび)と,京都丹後鉄道のMF201(一般車),KTR707(丹後くろまつ号)の3両を連結したイベント列車『ぐるっと北近畿号』が,豊岡→城崎温泉→天橋立→栗田→天橋立→福知山→荒河かしの木台の経路(客扱い区間は,城崎温泉→天橋立間と,天橋立→福知山間)で運転されました.
これは,2019(令和元)年4月1日(月)から,2019(令和元)年11月30日(土)にかけて,京都府北部と兵庫県北部で開催される『近畿のキタだよ、北近畿!』キャンペーンの一環として,日本旅行が,城崎温泉や天橋立などの北近畿の観光スポットが楽しめるツアーとして,企画,販売した「ぐるっと北近畿 まんぷく旅」にともない運転されたものです.
『近畿のキタだよ、北近畿!』キャンペーンはJR西日本,京都丹後鉄道,日本旅行,京都府中丹広域振興局,京都府丹後広域振興局,兵庫県但馬県民局が連携して主体となり,観光交通の充実,観光素材の魅力向上を目的に,2017(平成29)年から,2019(令和元)年までの3年間開催されるキャンペーンで,期間中は,キハ40 2007(天空の城 竹田城跡号)と,MF200形(一般車),KTR707(丹後くろまつ号)の3両編成よるイベント列車『ぐるっと北近畿号』の運転が複数回行なわれてきました.
この「ぐるっと北近畿号」の運転に使用されているキハ40 2007は,「天空の城 竹田城跡号」でしたが,外観ラッピングをリニューアルしたうえで,2019(令和元)年7月13日(土)から,新たな観光列車「うみやまむすび」として運転されており,同車が,『ぐるっと北近畿号』に使用され,京都丹後鉄道のKTR707(丹後くろまつ号)との組合わせで走行するのはリニューアル後,今回が初めてのことです.
写真:網野—峰山間にて 2019-10-20
投稿:橋本 淳