京浜急行電鉄は,2019(令和元)年10月21日(月)から11月4日(月)までの間,羽田空港国際線ターミナル駅において,アニメーションを活用した案内サイン「アニメーションライティング誘導システム」の実証実験を行なうと発表した.
「アニメーションライティング誘導システム」とは,三菱電機が製品化に向け開発中の灯具やプロジェクターを用いてアニメーション図形を投射する案内サインで,アニメーションで表現することで文字を読まなくても,直感的に案内を理解することができるもの.本サインを活用することで,訪日外国人利用者にも案内が理解しやすくなるほか,床面に投射することで,目線の低い子どもなどにも気づきやすい案内が可能となる.
今回は,ラグビーワールドカップの開催期間中に,本サインを羽田空港国際線ターミナル駅の改札口やエレベーター付近など4ヵ所に設置し,駅施設で実際に訪日外国人利用者や,お子さまなどに効果的な案内かを検証する.
京急電鉄では,京急ツーリストインフォメーションセンターの設置や,多機能翻訳アプリ「駅コンシェル」の導入,また,錯覚を活用した案内サイン「錯視サイン」の導入など,さまざまなかたちで駅でのご案内対応の強化を行なうとしている.
写真:京浜急行電鉄ニュースリリースから