東武鉄道は,2020(令和2)年3月に野田線(東武アーバンパークライン)でダイヤ改正を実施すると発表した.
このダイヤ改正では,新たに運河—船橋間で急行運転が開始され,柏—船橋間で最大11分,大宮—船橋間で最大16分所要時間が短縮される.急行列車の停車駅は,大宮,岩槻,春日部—運河間の各駅,流山おおたかの森,柏,高柳,新鎌ケ谷,船橋となる.柏—船橋間では朝・夕夜間ラッシュ時間帯には毎時2本の急行列車が新設されるほか,日中時間帯には,大宮—船橋間で毎時2本の急行列車が運転される.
また,平日朝・夕,土休日朝・夕夜間には,運河—柏間各駅の列車頻度を確保するために,大宮—柏間に区間急行列車が新設される.区間急行の停車駅は,大宮,岩槻,春日部—柏間の各駅となる.
このほか,500系で運転される特急“アーバンパークライナー”は,平日夜に柏発清水公園・春日部方面行きの列車を新設し,運転区間が拡大される.また,大宮,春日部,流山おおたかの森,柏,新鎌ケ谷,船橋における最終列車の運転時刻を最大約30分繰り下げ,接続する各線からの深夜帯の接続が改善される.
なお,ダイヤ改正の実施日については,決定次第発表される.