カトーでは,発表済みのNゲージ新製品のうち『381系「ゆったりやくも」』や「EF65 2000 復活国鉄色」などをまもなく発売します.
『381系「ゆったりやくも」(ノーマル編成)』は,前回展示の国際鉄道模型コンベンション会場においては,先頭車化改造車のクモハ381のスカートが未塗装の状態でしたが,今回は塗装の上車両に取り付けられ,ほぼ製品状態での展示となりました.
「EF65 2000 復活国鉄色」は,2018(平成30)年末現在のJR貨物新鶴見機関区所属機(スノープロウ装着車)がプロトタイプで,近年の全検出場車に見られる,特徴的な国鉄色が的確に再現されています.助士席側窓に取り付けられた冷風装置用ダクトや,運転席側窓に遮光フィルムが施行された姿をスモークグレーのガラスで再現.さらに屋根上は,モニタ周囲と扇風機カバー付近が黒,パンタグラフ周囲とランボード上面がグレーで再現されます.
以上の製品は9月25日にメーカーから出荷されます.
10月に発売される「701系1000番台 仙台色」はこれまでの展示などからの特筆事項として,クーラが当初のAU75GからAU710に仕様変更されています.
同じく10月に発売される「ポケットラインシリーズ」については,新開発の動力ユニットを採用した改良品が発売されます.従来製品と比較して,フライホイール付き小形コアレスモータの採用や,サスペンション機能の搭載により,低速時の安定走行が可能となっています.
11月に発売される『87系「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」』は,これまでの展示品と比較して,ボディなどにロゴが印刷された状態で展示されました.両先頭車のキイテ87やキシ86-1(6号車)やキサイネ86-501(7号車)には特徴的な室内を引き立たせるため,専用の室内灯用プリズムが取り付け済みとなります(そのほかの車両は,別売りのLED室内灯クリアの購入が必要です).
また,キラ86-1(5号車)のバーカウンター後ろに置かれたグラス類がガラスに彫刻されるほか,キシ86-1(6号車)厨房と通路を隔てる壁に描かれたデザインも細密な印刷で再現されます.
※発売予定などは,生産予定表のページ(カトーWEBサイト)をご覧ください.