ビコムでは，「快速リアス 紅葉のJR山田線 盛岡〜宮古 4K撮影作品」を2019（令和元）年9月21日（土）に発売します．
　盛岡と宮古を結ぶJR東日本・山田線．本作では2018（平成30）年11月1日の快速“リアス”に乗車し，前面展望を4Kカメラで収録しました．
　盛岡を発車したキハ110系100番台の快速“リアス”（3637D）は，IGRいわて銀河鉄道や田沢湖線，東北新幹線と別れ東に向かいます．市街地が途切れると色づいたカラマツやモミジの美しい景色が広がる北上山地へと分け入っていきます．上米内駅から標高744mに位置する区界駅間は，1駅間が25.7kmも離れており，25‰の勾配を車体を軋ませながら走っていきます．途中，2016（平成28）年に廃止となった大志田駅や浅岸駅の現在のようすも見ることができます．第1飛鳥トンネルを抜け，峠を越えると宮古市内に入り，茂市では岩泉線跡が合流．さらに，閉伊川に沿って行けば市街地が近づき，三陸鉄道リアス線が合流すると改良工事が進む宮古駅に到着します．
　なお，ブルーレイ版の映像特典には，2018（平成30）年に引退したキハ58系ジョイフルトレイン「kenji」と，キハ52・キハ58系などが運転されていたころの山田線（盛岡—宮古間）の走行シーンが収録されています．