阪急梅田駅に併設した商業施設「阪急三番街」では,北館1階に設置している「HANKYU BRICK MUSEUM」において,レゴ®ブロックによる「京とれいん雅洛」と巨大ジオラマ「未来のOSAKA」の展示を開始した.
「HANKYU BRICK MUSEUM」は,2017(平成29)年4月に誕生した,日本で唯一のレゴ®認定プロビルダーである三井淳平氏が制作したレゴ®ブロックの作品を展示するスポットで,当初から展示されていた全5作品のうち2作品を入れ替え,2019(令和元)年8月2日(金)から「京とれいん雅洛」と「未来のOSAKA」が新たにお披露目された.
観光特急「京とれいん雅洛」は,実物の約1/15スケールの模型で再現.パーツ数は35000ピース,制作時間は300時間で,作品サイズは1車両あたり1200mm×176mm×260mm.外観だけでなく車両を断面的に表現し,坪庭や円窓,こだわりの内装や車両の床下など,細かい部分まで再現した模型作品となっている.
「未来のOSAKA」は,2018(平成30)年8月から10月にかけて,未来の大阪をテーマに自由にイラストを募集した「HANKYU BRICK MUSEUM 未来のOSAKAアイデアコンテスト」において,500作品を超える応募の中から入賞した全20作品をモチーフに,全長7mを超える1つの巨大な街を創り上げた.パーツ数も展示の全5作品の中で最も多い180000ピースを使用して,全長7mの巨大な1つの街(ジオラマ)となっている.制作時間は750時間で,作品サイズは7168mm×1280mm×1100mmにもなる.
このほか「宝塚大劇場」「箕面の滝」「西宮神社福男選び」の3作品が継続して展示されている.
写真はいずれも阪急阪神ビルマネジメント提供