近鉄では,2019(令和元)年7月30日(火)からラッピング列車「あすか万葉」トレインを運転すると発表した.
これは,奈良県明日香村と飛鳥地域のさらなる活性化を図るためPRの一環として運転するもので,長年にわたり万葉集や古代史の研究を続け,30年を超える歳月をかけて完結した大河歴史ロマン「天上の虹」を描いたマンガ家・里中満智子氏からラッピング列車のイラストデザインの提供を受けた.
「あすか万葉」トレインは,6620系4両1編成に,全6種類のイラストを使用.ヘッドマークも掲出し,南大阪線,吉野線,長野線,御所線を中心に当面の間運転する.
なお,ラッピングトレインの運転開始初日となる7月30日(火)には,大阪阿部野橋駅で出発式が行なわれる予定.
写真はいずれも近畿日本鉄道提供