東武鉄道では,2019(令和元)年6月29日(土),伊勢崎線(東武スカイツリーライン)竹ノ塚駅付近の上り急行線が仮線に切り替えられました.
竹ノ塚駅付近の1.7kmの区間では,連続立体交差事業が進められており,2012(平成24)年11月4日に工事が開始され,2016(平成28)年5月29日には下り急行線を高架化,2017(平成29)年8月27日には下り緩行線を仮線に切り替え,2018(平成30)年9月23日には上り緩行線を仮線に切り替えて,高架橋の工事が進められてきました.
今回の上り急行線の切替えにより,駅南の第37号踏切(大踏切)と駅北の第38号踏切(小踏切)では,緩行線と急行線に分けて設置されていた警報機と遮断器が統合され,それぞれ一つの踏切となっています.
今後,これまでの上り急行線の位置を含めて高架橋の建設が進められ,2020(令和2)年9月に上り急行線を高架化,2022(令和4)年3月に上下緩行線の高架化を行ない,踏切が解消する計画です.なお,高架引上げ線・高架下の整備,仮設地下駅の撤去,側道の復旧など,すべての事業が完了するのは2024(令和6)年3月の予定となっています.
写真:2枚とも竹ノ塚付近にて 2019-6-29
投稿:谷口 順一