2019(平成31)年3月いっぱいで運休,4月6日にはさよなら列車を運転し,6月末で廃止となる太平洋石炭販売輸送臨港線の春採駅にて『ありがとう石炭列車見学会』が開催されました.
これは地元愛好団体「釧路臨港鉄道の会」が,太平洋石炭販売輸送の協力により,実際に車両を見学しながら炭鉱と地域の発展に果たした役割を改めて振り返り,今後の利活用について考えていく機会とするべく開催したものです.
事前応募・抽選制で30名の定員でしたが,倍以上となる70名の応募があり,全員当選としたうえで開催となりました.
機関車やセキ車の説明に留まらず,運転席やセキ車の側扉の開閉,さらには石炭の大きさなど撮影しているだけでは気づかない細かいところまで見学することができ,非常に意義あるイベントとなりました.
写真:春採にて 2019-6-8
投稿:逵 琢博