JR西日本では,2019(令和元)年6月7日(金)をもって,吹田総合車両所森ノ宮支所所属の201系の,大阪環状線・桜島線(JRゆめ咲線)での営業運転が終了しました.
201系は,長らく大阪環状線を支えていた103系を置き換える目的で,おもに東海道本線・山陽線(JR京都線・神戸線)を走行していた車両が,2005(平成17)年12月から吹田総合車両所森ノ宮支所へ順次転属し,オレンジバーミリオン色に変更されて活躍してきました.
その後,「大阪環状線改造プロジェクト」と題し,2016(平成28)年からは新形の323系が導入され,103系は2017(平成29)年10月に大阪環状線・桜島線からは引退し,国鉄形車両は201系のみとなっていました.
323系の投入が完了したことから,6月2日(日)からは201系LB9編成1本が323系に混ざり営業運転を続けていましたが,6月7日(金)の2432E列車(桜島10:55発→京橋11:19着)の運転をもって営業運転は終了し,15年の歴史に幕を閉じました.
写真:安治川口にて 2019-6-6
投稿:上念 拓馬