能勢電鉄では,2019(令和元)年5月18日(土),1700系1753ほか4連が引退するのにあわせ,日生中央駅の車両留置線にて『さよなら1753×4R記念撮影会』が実施されました.
撮影会当日,事前応募によって集まった参加者たちは二部制に分かれ,阪急時代から半世紀以上の長きにわたり走り続けた1753編成の最後の雄姿をカメラに収めていました.
今回の撮影会では,両先頭車両前面に歴代の運行標識やヘッドマークの付替えが行なわれたほか,1703号車(川西能勢口方)前面の車両番号が阪急時代の阪急2000系「2005」に付け替えられ,スカートは取り付けられたままでしたが方向幕は隠され,また「ワンマン」標記も取り外され,登場時の阪急2000系とは若干の違いがあるものの,能勢電鉄職員の方々の粋な計らいで,見事懐かしい阪急時代をほうふつさせるものとなりました.
なお,今回のイベント以降同編成は運用から離脱することが決まっており,同じく同社に残る1700系4編成とともに今後の動向が注目されます.
写真:日生中央にて 2019-5-18
投稿:高木 善晴