JR西日本では,もと福知山電車区所属の289系FH301編成(クモハ289-3502+サハ289-2401+クハ288-2701)が,交流機器停止を解除し,サンダーバード旧塗装となって,2019(平成31)年4月19日(金)に吹田総合車両所から出場しました.22日(月)には金沢総合車両所への転属を兼ねた試運転で,約4年ぶりに古巣に戻りました.
同編成は,2015(平成27)年3月ダイヤ改正まで“しらさぎ”増結用に使用されていた683系S21編成(クモハ683-3502+サハ683-2401+クハ682-2701)で,福知山電車区転出にともない交流機器の使用を停止し,289系化されていました.
今回の出場では,編成向きは“しらさぎ”時代と同じですが,ロゴマークは“しらさぎ”ではなく“サンダーバード”となっており,乗車率が高い“サンダーバード”の10〜12号車としてゴールデンウィークから増結されるようです.
写真:牛ノ谷—大聖寺間にて 2019-4-22
投稿:岩谷 淳平