JR東日本では,2019(平成31)年4月6日(土),秋田車両センター所属のHB-E300系「リゾートしらかみ橅」編成を使用した,快速“リゾートぶなからすやま“が,浦和→烏山間(往路),烏山→大宮間(復路)で運転されました.
この列車は『栃木アフターデスティネーションキャンペーン』のオープニング企画の一環で運転されたもので,同編成の首都圏での営業運転は初,また宇都宮以遠から烏山線内への直通列車は,2007(平成19年)の“烏山山あげまつり号”以来の設定となりました.また,現在,烏山線の定期営業列車はEV-E300系電車に統一されていることから,久しぶりに気動車の営業列車の入線となりました.
なお,烏山線内で運転される臨時列車は従来,交換可能駅が大金のみであること,日中は同駅で必ず列車交換が行なわれていたことから,定期列車を運休する形で設定されていましたが,2019(平成31)年3月改正で減便により大金での交換が9時台から15時台にかけて消滅したため,定期列車を運休せず臨時列車を運転することが可能となりました.
写真:滝—小塙間にて 2019-4-6
投稿:阿久津 峻一