JR九州では,約6年間の保存修理工事を終えた門司港駅のグランドオープンを記念して,2019(平成31)年3月10日(日)に記念式典が開催された.
あいにくの天候ではあったが,JR九州青柳社長,福岡県副知事,北九州市長,タモリさんらが駅前広場でテープカットを行なった.式典の参加者は,その後,改札口に移動し,50系700番代を使用した団体臨時列車の発車にあわせて,中線に留置された58654号機の汽笛が鳴らされたあと,「旅立ちの鐘」を鳴らした.
58654号機は,2018(平成30)年11月から検査のために小倉総合車両センターに入場していたが,検査を終えて美しい姿となり,この式典のため火を入れ有火状態での展示となった.
写真はすべて宇都宮靖顕撮影(取材協力:JR九州)