2018(平成30)年夏に導入が告知されていた,阿武隈急行の新形車両AB900系の第1編成が落成し,2019(平成31)年2月21日(木)から翌22日(金)にかけて,製造先の総合車両製作所横浜事業所から福島まで甲種輸送されています.
逗子—新鶴見信号場間は新鶴見機関区所属のDE10 1189,新鶴見信号場から先は仙台総合鉄道部所属のEH500-7が,それぞれけん引しています.
今回登場したのは,槻木方からAB901-1+AB900-1のAB-1編成で,前面は薄藍塗装で,側面にも同じ色の「A」をモチーフとしたアクセントが入っています.今後,車体塗色を変えながら増備され,既存の8100系を置き換える予定です.なお,今回輸送された第1編成は,試運転などを経て2019(平成31)年7月ごろから営業運転を開始する予定となっています.
写真:逗子にて 2019-2-21
投稿:及川 裕大