近江鉄道では,900形901編成が,2019(平成31)年2月3日(日)に,700系701編成「あかね号」と同じ色の塗装に変更されています.
彦根駅に隣接する近江鉄道の自社工場の車庫内では,パンタグラフを上げた通電状態で,100形105編成と並んで留置されている様子が確認できました(写真).
900形901編成は,西武鉄道から譲渡された新101系269編成を改造し,2013(平成25)年6月から営業運転を開始した車両で,営業運転開始当初は,青を基調とした車体色から「淡海号」(おうみごう)の愛称でデビューしました.
その後,2018(平成30)年7月16日(月祝)からは,賀県観光キャンペーン「虹色の旅へ。滋賀・びわ湖」にあわせて,ラッピング電車「虹たび号」となり,キャンペーン最終日の2018(平成30)年12月24日(月祝)まで運転され,運転終了後は彦根駅構内に留置されていました.
なお,900形901編成の塗装変更について,近江鉄道からの公式発表はまだありませんが,同編成には編成番号がまだ書かれていないため,運用開始は,まだ先になるものと思われます.
写真:彦根にて(近江鉄道彦根駅ホームから撮影) 2019-2-3
投稿:橋本 淳