リアス線では，移管されるJR山田線の駅のほかに，払川・八木沢・宮古短大の3駅が新設される．なお，3月23日（土）は，釜石—宮古間で記念列車を2往復運転し，盛—釜石間と宮古—久慈間については，現在の時刻表で運転するため，リアス線として営業を開始するのは24日（日）からとなる（記念列車の詳細については後日発表）．
　ダイヤについて，新たに加わる釜石—宮古間では，普通列車を上り・下り各11本と朝の通勤通学向けに，岩手船越—宮古間に下り普通列車1本を運転する．
　直通列車は，盛—久慈間に上り3本・下り2本（所要時間4時間21分〜38分），盛—宮古間に上り2本・下り3本（所要時間2時間17分〜38分），釜石—久慈に上り1本・下り2本（所要時間3時間13分〜26分）を運転する．
　宮古—久慈間については，上り・下り各12本（現在各11本）とし，夜間に宮古—岩泉小本間で上り・下り各1本（土休日運休）を新設する．盛—釜石間については，全面的なダイヤの見直しを行ない，上り・下り各11本（現在各10本）となる．
　また，宮古駅では，1・2番線がおもに三陸鉄道，3番線がJR山田線の盛岡方面列車の発着（一部1番線発着）となる．JR釜石駅では，3・4番線を三陸鉄道リアス線が使用するが，3番線はJR釜石線の列車発着も予定されているため，同一ホームでの乗換えが可能となる．磯鶏—両石間については，陸中山田・大鎚の2駅で三陸鉄道の乗車券類の委託販売を行なうが，そのほかの駅についてはすべて無人駅となる．