東京都交通局では,2018(平成30)年2月11日(月祝)から,大江戸線勝どき駅の新設ホームの供用を開始すると発表した.
これは,勝どき駅周辺地域の開発事業により,同駅利用者が増加したためで,混雑緩和と利便性の向上を図るため,2011(平成23)年度から改良工事を実施してきた.
駅はホームを1面新設し,現在のホームを両国方面行き,新設ホームを大門方面行きの専用ホームとする.また,晴海通りを挟んで分かれている地下1階コンコースの一体化と出入口の新設を行なう.これにより,ラッシュ時間帯を中心に,ホーム上やコンコースの混雑が緩和され,安全性の向上や列車の定時性を確保できるとしている.さらに,ホーム上のどの階段からもすべての地上出入口の利用が可能となる.また,既設ホームの大門方面行き側ホームドアについては,新設ホームへ順次移設される.
なお,新設ホーム供用開始後も引き続き駅施設の改良工事を実施し,駅改良工事の最終的な完成は,2020年度第1四半期を予定している.
写真はいずれも東京都交通局のニュースリリースから