近畿日本鉄道では,大阪—名古屋間の近鉄特急利用者を対象とした,新たな回数乗車券「名阪ビジネス回数きっぷ」を2019(平成31)年1月7日(月)から発売すると発表した.あわせて,特急券のチケットレスサービスでも「チケット割引サービス」を行なう.
「名阪ビジネス回数きっぷ」は,大阪難波・近鉄日本橋・大阪上本町・鶴橋—近鉄名古屋相互間が対象で,大阪—名古屋間を10回分の運賃(23600円)で14回分の乗車券として利用でき,1枚あたり約1690円となる(通常2360円).有効期限は購入日から3ヵ月間で,特急券は別途,チケットレスサービスなどでの購入が必要.
「チケット割引サービス」は,2019(平成31)年1月7日(月)から3月31日(日)までの,大阪難波・大阪上本町・鶴橋—近鉄名古屋相互間での利用が対象となる.乗車日前日までに「チケットレスサービス」を利用して特急券を購入すると,特急料金が大人1600円(通常1900円),乗車当日の列車発車時刻までに購入の場合でも特急料金が大人1800円(通常1900円)となる.
さらに,上記「名阪ビジネス回数きっぷ」と「チケットレス割引サービス」をあわせて利用すると,3290円となり,通常よりも970円安く利用できる.
写真:近畿日本鉄道21020系「アーバンライナーnext」 編集部撮影 五位堂検修車庫にて 2002-12-1(取材協力:近畿日本鉄道)